【第１話】「ヨガってもしかして、いいかも？」

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【第１話】

「ヨガってもしかして、いいかも？」

約17、18年前のことです。

私、岡田実樹は
リフレクソロジストでした。

リフレクソロジストとは、
リフレクソロジーという
足裏健康法の施術者のことです。

リフレクソロジーを展開している
大手企業の一社員として
百貨店に入っているサロンで
働いていました。

その頃、私には
悩みがあって。

受ける側の立場で
リフレクソロジーを受けた時。

受けている時は気持ちいいけど

・・・で？

という感じ。

その後、何か変化を感じるか
と言われても、
何も感じない。
（元々、体の変化には鈍いのですが）

そんなだから、

施術するにも、
熱い想いが無いわけです。

「これ、絶対いいから受けて！」

とは、思えないわけです。

元々、手に職をつけよう
と思って入った業界。

「人を癒したい」
というよりは、

「経験を積めば感覚も掴めるだろう」
「やってみないと分からないし」

という考えでした。

そんな中、当然ですが
うまく回らない自分にも
薄々嫌気がさしてきて

熱が入らない自分に
ダメ出しをして

毎日悶々しながら
仕事をしていたので

結局、長くは続きませんでした。

そして、しばらくして

ふと気づいたんです。

そういえば
リフレクソロジーのお客さんの中で

「ヨガをやってる」
という方達は皆、

「はつらつ元気！」

だったな。

「ヨガってもしかして、いいかも？」

その考えに至った私はすぐに
ヨガについて調べました。

体をほぐすだけでなく、
ヨガ哲学の学びで
精神面が救われるかもしれない。

当時、たまに襲ってくる腰の激痛や
当時の彼氏との心のモヤモヤも重なり
何とかどうにかしたかった私には、

ヨガという道が、

光り輝いて見えました。

そうなると、
居ても立っても居られない私。

すぐに体験レッスンや説明会を
調べまくりました。

…説明会？

はい。

ヨガという光の道を見つけた私が
懲りずに考えることは、ただ一つ。

「どうせやるなら、仕事にしよう！」

—続く—

次回

『「どうせやるなら、仕事にしよう！」
そんな私を待っていたのは…』

お楽しみに！＾＾