【第４話】新しい扉、もう一つの原点

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オンライン講座』《初級》
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【第４話】

新しい扉、もう一つの原点

【第１話】「ヨガってもしかして、いいかも？」
【第２話】「どうせやるなら、仕事にしよう！」そんな私を待っていたのは…
【第３話】”我”まみれの私…ヨガの原点

「そういうのはやっていない。」

チーン・・・

ええ、ええ、今なら分かります。

ただ単に、本当に、
「そういうのはやっていない。」
だけ。

それ以外に何か意図などありません。

だけど当時の
勝手に一人で悶々していた私には

仙人先生から

シャッターを
ガラガラガッシャーン！！

と閉じられたように感じました。

表向きには明るい感じで返信し、
その場はなんとか終えましたが。

そんな気持ちを抱えながらも時は経ち、
右の股関節が痛くなってきました。

「あー、やっぱりヨガやってないからや」

そうです。
日本での日常が始まっても、
私はまだヨガに気が向いていなかったのです。

「やっぱりヨガせなあかんな」

それを、股関節が
痛みとして知らせてくれました。

ヨガをやれば、
その痛みは消えることは
経験から分かっていました。

そこで悩みます。

まだ仙人先生の所には行けない…
でも痛い…
どうしよう…

ハッ！

そうだ！

仙人先生を紹介してくれた
お弟子さんの所に行こう！
あの、自然体で優しそうな先生！

ホームページを見ると、
当時されていなかった
『ヨガ指導者養成講座』も
されているじゃあないですか！

すぐ電話しました(笑)

自然体先生は、
私の事を覚えていてくれ、
喜んで受け入れてくれました。

そうして、
自然体先生の元に通いながら
『ヨガ指導者養成講座』も学び始め、
（もちろん股関節の痛みは消えました）

途中、結婚、２度の出産を経て、
ゆっくりと、何年もかけて、子連れで、
指導の視点を体得していきました。

もちろん、
仙人先生には、
自然体先生の元で学ぶことをお伝えして
受け止めてもらってから
通い出しました。

それ以降も何度もお会いしているし、
後に、親しい間柄なら
一回のみの授業参加も
受け付けてくださるようになりました。

私が勝手に悶々していただけなので
初めから何の問題も無かったんですけどね(笑)

さて、時は過ぎ
『ヨガ指導者養成講座』が修了した頃。

世界はコロナに陥りました。

大阪の自然体先生の元へ
京都から１歳の次男を連れて
電車で通っていた私は、

安全のため、
通うのをあきらめました。

だからといって、
何もしない私ではありません(笑)

この未曽有の状況を逆手に取り、

コロナ禍で、
私は新しい扉を開けました。

新しい扉。

ヨガ教室をOPENしたのです。

ヨガ教室をOPENするために、
RYT200（全米ヨガアライアンス200時間）
という、世界で一番知られている
ヨガの資格を受講し、修了しました。

コロナ禍でオンラインでも学べるようになり、
１歳の次男を預けず学べる！
こんなチャンス今しかない！
と即決！

ヨガには資格が必要か？
と聞かれたら、

必要無い。
と答えます。

が、数年間、
子供にフォーカスしていたので
指導する自信の持てなかった
当時の私にとって、

このRYT200がきっかけとなって、

修了後の翌月に
ヨガ教室OPEN！

という
大きな扉を開けることができました。

それだけではありません。
オンライン完結でもよかったのですが、

あえて対面実習のある所を選んだので、

そこに集う人達から

世の中の人がヨガに何を求めているか？

に繋がる、ヨガに対する色んな考え方も
知ることができました。

RYTには主に200と300があって、
RYT200（200時間）は初心者でも受けやすい、
ヨガの入り口でもあります。

それに対して
RYT300（300時間）は違います。

レベルも上がるし、
それなりの金額もかかるので

必要としている人
か
本気の人

くらいしか受講しません(笑)

私はそのどちらも（必要＆本気）
＋もう一つ理由があったので、

ヨガ教室OPEN後、
RYT300も別の所で受講し、修了しました。

その、もう一つの理由とは？

「この人から、学びたい！」

という人を、見つけてしまったから。
です。

その人からは、

達観しているであろうことが
ネット上の少しの情報からでも
ビンビン伝わってきて

且つ、

とても温かな、偉大な、
大いなる　何か
を感じたのです。

「ほ…仏や…」

これはもう、

何が何でもこの人から学びたい！

そう思いました。

実はこの
仏先生からの学びが

私のもう一つの原点となり、

今に紡がれるのです。

—続く—

次回最終話

『ヨガは生き方そのもの。
すべてのことが、大丈夫。』

お楽しみに！＾＾