質問です。
あなたは、嘘をついたことがありますか?
「嘘はついちゃダメでしょ」
「私は嘘はつきません」
という方もいるかもしれません。
では、質問を変えます。
あなたは、
”自分に対して”
嘘をついたことがありますか?
例えばこうです。
- 飲み会、早く帰りたいけど、「まだ大丈夫!」
- 疲れてるけど毎日残業。「私がやらなきゃ!」
- 悲しいことがあっても、「平気平気!」
いかがですか?
こういうことなら、皆さん、
自分に嘘をついたこと
あるんじゃないでしょうか。
わたしならこんな感じです。
- スマホやパソコンに向かいすぎて、
目は悲鳴をあげているのに、休まず酷使。 - 子供の残したごはんを、お腹いっぱいで
もう食べたくないけど、勿体ないから食べる。
・・・けっこう、日常茶飯事で
自分に嘘をついていますね。w
また、
- 本当は挑戦してみたいのに、
自分には無理だと思い込み行動しない - 周りの目を気にして
自分を変えるチャンスを逃してしまう
こういうのも、
自分に嘘をついていることになります。
「自分に嘘をつく」
それはすなわち、
「自分の声を無視している」
ってことなんですね。
自分の声を無視し続けていると、
どうなると思いますか?
自分が一体誰なのか、
一体何をしたいのか、
わからなくなってくるんじゃ
ないでしょうか?
そうなると、
自暴自棄になったり、
人に暴言を吐いたり、
当たったりしてしまう
かもしれません。
なぜなら、
自分の声を聴くことは
自分にしかできないのに、
その唯一の存在である自分が、
自分の声を聴いてくれないのだから。
実際に
自分の声を聴ける
たった一人の人がいるとして、
その人に無視され続けたら、
あなたは、
どうなると思いますか?
”絶望に値する” のではないでしょうか。
そしてあなたはその行為を、
自分にし続けているとしたら・・・?
まずは自分に向き合ってみましょう。
「自分に向き合う?」
「え?どうやって?」
安心してください。
今このブログを読んでいるということは、
もうすでに
自分に向き合っていらっしゃいます。
このブログに辿り着いたということは、
ヨガに興味がおありだと思います。
ヨガに興味があるということは、
自分をいたわる気持ちがあるということ。
その時点で、
もう自分に向き合えていますよね。^^
ぜひ、大きな一歩を踏み出した自分を、
褒めてあげてください。
少しづつ、自分に向き合って、
自分を「よく観る」ことを続けていくと、
自分に対して噓をつく
必要が無くなってきます。
それは同時に、
相手にも嘘をつかなくなる、
ということです。
ヨガでは、
「サティヤ(Satya)正直であること」
という教えがあります。
前回の「アヒンサー(非暴力)」の次に
出てくる教えです。
ヨガスートラを説明した本には、
サティヤ(正直)に徹した者には、
行為とその結果がつき従う。
自然はすべて、正直な人間を愛する。
正直な人間は物事の後を追う必要がない、
なぜならそれらの方が彼の後を追うからだ。
と書かれています。
あなたはこれらの言葉から、
何かを感じたでしょうか?
わたしは、
「物事の後を追う必要がない」という言葉に
妙に納得しました。^^
初めはカンタンではないかもしれませんが、
意識するだけでもいいのです。
- あ、これって、今話す必要あるかな? とか
- これは、真実に基づいているかな? とか
- これ、わざわざ言葉に出すことかな? とか
意識していれば、少しづつ、
変化していきます。
自分に正直に、
物事をシンプルに
とらえられるようになれば、
結果、相手との
信頼関係を高めることに繋がり、
人間関係が、とても
シンプルになっていきます。
そうなると、心が軽くなりますよね!^^
わたしも、つい思ったことを
すぐ口に出してしまうところがあるので、
まずは
「これ、今話す必要あるかな?
わざわざ言葉に出さなくてもいいかな?」
を意識していこうと、
書いていて改めて思いました。^^
あなたも、まずは
自分の声を聴いてあげてくださいね。
書き出したり、
胸に手を当ててみると、
向こうから
話しかけてくるかもしれません。^^
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