急に夏日になってきた、今日この頃。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
4月から新しい環境に身を置かれている方は、
身体も心も、お疲れが出やすい頃かもしれません。
そんな状況下で、あなたは知らず知らずのうちに、
自分で自分を傷つけてはいないでしょうか?
アヒンサー(非暴力、不殺生)
ヨガの教えには、
「八支則(はっしそく)」という、
8つの段階、行法があります。
*詳しくは、別ページ参照(作成中)
その中に、
「Ahimsa(アヒンサー/アヒムサ)⇒非暴力、不殺生」
という、一番最初に出てくる教えがあります。
- いかなる生きとし生けるものも殺してはいけない
- 精神的暴力、言葉の暴力も振るわない
- 誰に対しても怒りを抱かない
等の意味があります。
「誰に対して」非暴力か?
これ、「誰に対して」だと思いますか?
・・・「他人に対して」、ですよね?
- 「他人に対して」、殺してはいけない
- 「他人に対して」、精神的暴力、言葉の暴力を振るわない
- 「他人に対して」、怒りを抱かない
・・・では、これ、「自分に対して」、も当てはまりませんか?
- 「自分に対して」、殺してはいけない
- 「自分に対して」、精神的暴力、言葉の暴力を振るわない
- 「自分に対して」、怒りを抱かない
・・・そう、今回私がお伝えしたいのは、
「自分に対して」、非暴力であること
なんです。
「自分に対して」非暴力
知らず知らずのうちに、
自分を傷つけていることって、ありませんか?
- 自分の体力の限界を超え、他人のために頑張りすぎてしまう。
- 自分の心を無視し、他人に尽くし、振り回される。
・・・思い当たること、ないですか?
- 決算や確定申告等、怒涛の3月を乗り越え、4月は新しい環境で緊張の連続、心も身体もSOSを出してるのに、家ではワンオペで子供のために頑張る毎日・・・。
- 意見を合わせておかないと”空気読めない人”って思われちゃうから、本当はイヤだけど、自分の意見は飲み込み、作り笑い・・・。
などなど、皆さん、経験されたこと、あるんじゃないでしょうか。
これって、自分で自分を傷つけているんですよね。
ヨガもそうです。
- このポーズ、もう少しでできそう!と、無理をして、関節を痛めてしまう・・・。
- 隣の人はできてるんだから、私ももっと練習しなきゃ!と、無理をして、手首や膝を痛めてしまう・・・。
ヨガは自分を傷つけない
ヨガは、ポーズを完成させることが目的ではなくて、
近づけていく過程を大切にします。
自分の身体と相談しながら、心と相談しながら、
気持ちよく、楽しく行っていけば、
そのうち自然とほぐれていきますので、
安心して、ゆっくり楽しく続けていくことをおススメします。
ヨガ教室しゅりまーるは、安全を第一に、
生徒さんお一人おひとりに合わせてヨガを行っています。
その日の体調によって内容を変えたり、臨機応変に、
自由にヨガを楽しんでいただける空間です。
どうぞ安心してお越しくださいね。^^
・・・なんて、色々偉そうに書いていますが、
私もアヒンサー、まだまだです。
子供に声を荒げてしまったり、
何気ない言葉で相手を傷つけてしまったり。
でも、それでもいいと思うんです。
意識をしていれば。
少しずつ意識して、段々沁み込んできて、
それが当たり前になっていく、その過程が、
人には必ずあるわけですから。
今、その過程で、もがきながらも
楽しんで生きている。
それが人間なのかな、と。
ということで、
まだまだ楽しい修行は続きますね。^^
まとめ
ヨガ哲学は、
「自己と向き合い、調和のとれた状態へ導くもの」
です。
「生きやすくなるヒントが得られた」という方もいるぐらい、
心に響く教えばかりなので、
少しずつ、わかりやすくお伝えしていきたいと思います。
まずは今回のアヒンサー(非暴力、不殺生)。
ぜひ、
自分自身を大切にすることから
始めてみてくださいね。
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