さくら、さくらの日々ですね。
淡いさくら色に包まれて、皆さんは何を想われてお過ごしですか?
終わりと始まりの季節でもあるこの時期、私の長男も幼稚園を卒園し、小学校入学を楽しみに待っています。
さて、その卒園式で頂いた修了証書に、こんな言葉の贈り物が。
「扉」
(前略)
我が子よ。あなたは もう 6歳に なりましたね。
今までは 外が金色で 内が青色の マントを着ていましたが
今日から 内が金色で 外が青色の マントに着がえましょう。
むこうに美しいお城がみえますね。
お城のまわりには堀があり、水は荒れています。
橋をわたり お城の金の扉を 自分の手で開けるのです。
その中には、今までとは全く違う 世界が広がっていることでしょう。
そして様々な 扉が あなたの前に あらわれてくることと思います。
ある扉は大きく ある扉は小さく
ある扉は とても重くて なかなか開かず
ある扉は 軽くて すぐに開けられるかもしれません。
我が子よ あなたは その どの扉も
これからは 自分の力で開いていくのです。
そして それぞれの扉の中にある
新しい世界を 切り開いていくのです。
この言葉の贈り物、心にグッときました。
昔から、「7歳までは神のうち」とか、「7歳までは夢の中」とか、いわれています。
長男は5月生まれなので、もうすぐ7歳。
すでにマントを着がえ、扉をいっぱい開けていたのでしょう。
コロナ禍でなかなか行けず、一年ぶりに帰省できた実家では、私の父母が孫の成長っぷりに驚いていました。
そして6歳から7歳へと向かう今、彼は、神から人に、夢から現実に、降り立つ途中なのかもしれません。
シュタイナーの風を、ふんわりと子供と私に届けてくれた幼稚園。
感謝でいっぱいです!
そしてこの言葉の贈り物、私にも響きました。
色々学びを深めていて、今まさに、扉を開けようとしている私に。
学びは子供と共に、これからも続きますが、
扉を開けるごとに、新しい世界が待っているの、楽しみです!^^
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