こんにちは。
皆さん、「シャバアサナ」って、ご存じでしょうか?
「シャバアサナ」とは、サンスクリット語で、
仰向けに寝るポーズのことです。
日本語では「屍のポーズ」と言われています。
このシャバアサナ、ヨガをやったことがある方の中には、
「寝っ転がってるだけだけど、何の意味があるの?」
と思われる方も多いのではないでしょうか?
実はこのシャバアサナ、ヨガのポーズの中で
一番大事なポーズ、と言っても過言ではありません。
なぜなら、それまでのポーズがカラダに染み込んでいく、
とても大切な時間を伴ったポーズだからです。
まず、大前提として、どんなヨガのポーズを行う上でも
大事なのは、
「安心感がある」ことです。
そして、その中でも重要なのは、
「心地良い時間を楽しむ」ことです。
つまり、
心地良い時間を楽しむシャバアサナの時間そのものが、
安心感に包まれた時間なのです。
シャバアサナを心地良く行うと、
●ポーズを次々やるだけで、なんかリラックスできない…
↓が、
◎ポーズとポーズの間のシャバアサナで、めちゃくちゃリラックスできる~!
とか、
●シャバアサナの時間が短いと、なんか満足感が無い…
↓が、
◎シャバアサナの時間がたっぷりあると、めちゃくちゃ満足感ある~!
に、なるんです^^
これは、体感した人にしか得ることができない、
なんとも至福な時間なんですよ~^^
ではなぜ、シャバアサナでそんなことが起こるのか?
その秘密を知る鍵が、3つあります。
①地球
②大の字
③じっくり
順番に説明しますね。
①地球。これは、床、地面、大地のことです。
ヨガマットや畳の下は、大地。つまり、地球です。
仰向けで寝るシャバアサナは、
地球の上に寝ているのと同じことなんです。
②大の字。これは、大の字で寝ること。
人は、草原や雪原に寝転ぶ時、
腕や足を大きく広げた、大の字になります。
カラダと地球の接する面が大きくなるからです。
接する面が大きければ大きい程、安心感に包まれます。
心地良い環境にいる時、一番心地良い体勢を、
カラダは知っているのです。
③じっくり。これは、シャバアサナの時間のこと。
例えば、温泉にパッと入ってパッと上がるのではなく、
ゆっくり浸かって温泉療養する湯治と同じように、
シャバアサナも、じっくり時間をとることで、
より、それまでのポーズがカラダに染み入ります。
その心地良さと言ったら・・・^^
ですので、シャバアサナの時は、
腕や足を大きく広げた大の字で、
地球とより多く接することで、より安心感に包まれます。
ただ、一般的なジムやヨガスタジオでは、
「脇を卵一つ分開ける」と声掛けされることが多いので、
それで慣れている方にとっては、
腕も足も大きく広げる「大の字」は、違和感あると思います。
でも、まあ、・・・一度やってみてください。
始めは違和感ありますが、だんだん、
広げないと心地悪いなあ…になってきます。
わたしがそうだったので^^
ぜひ大の字シャバアサナ、楽しんでみてくださいね。
カラダやココロが疲れた時にも、おススメです^^
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