『カラダ時間』って何?

皆さんはヨガをしていて、こんな風に思ったこと、ありませんか?

■ヨガをしても、変化を感じない

■気持ちいいけど、その時だけ

■次々流れていくポーズ、合っているのかわからない

はじめの2つは、こちらの記事

『ヨガには即効性が無い?いえ、あります!』

でもお伝えしていますが、

3つ目の

「 次々流れていくポーズ、合っているのかわからない 」。

これは、現代ヨガと呼ばれる、100年未満のヨガに多くみられる、

「はい、次。はい、次。」と、ポーズを次々と行うタイプのヨガなんですが、

それが一般的にヨガのイメージとして思われていることも多いです。

運動的要素が強いので、やった感や満足感、爽快感もあります。

が、本来の目的である、ヨガのポーズの練習による効果は、あまり得られません。

なぜなら・・・

冒頭の質問、3つ全てに対して言えることですが、

大事なことは、

カラダには、『カラダ時間』が必要だ

ということです。

その中でも特に重要なのは、

『30秒以上』

ということ。

つまり、ヨガのポーズの練習をする時、

ポーズの保持する時間を30秒以上取ることで、

やっとカラダが反応してくれるのです。

反応して初めて、カラダは柔らかくなり、可動域が広がっていくのです。

カラダが反応すると、

◎付かなかった膝が、床に近づいた!

◎付かなかった足首が、おでこに付いた!

◎付かなかった指先が、反対側の床に付いた!

に、変わります。

…これだけでは、何のことかわかりませんよね(笑)

これ、全てわたしに起こった変化なのですが、

元々、カラダは硬い方、さらに変化に鈍い方なので、

ヨガを学んで約15年、ある程度は柔らかくなりましたが、

まだまだ伸びしろのある状態です。

なので、こんな短期間で劇的に変わった自分を体感したのは初めてでした。

短期間というのは、約2週間です。

一つのポーズをゆっくり、30秒以上かけて行う練習に変えてから、

2週間で、まず、あるポーズで

足首がおでこに付くようになりました。

その後も、肩回りの可動域が広がったことで、

付かなかった指先が、反対側の床に付いたり。

と、『カラダ時間』の大切さを、身をもって知ったわけです。

ここで、もっと『カラダ時間』を効果的に、

そして楽しむキーワードを3つ。

①毎日

②大の字

③5分

…まあ、そのままなので説明は割愛しますが(笑)

この3つについては、クラスで詳しくお伝えしていますので、

興味のある方は是非、ヨガの体験に遊びに来てくださいね^^

現在は、このヨガ教室をオープンした当初の頃よりも、

一つ一つのポーズを、よりゆっくり行う

『カラダ時間』を大切にしたヨガをお伝えしています。

・・・ですが。

実は本当は、もっと一つのポーズに時間を取りたいところです。

30秒よりも、1分。1分よりも、3分。3分よりも、5分…。

より、効果が期待できるからです。(ポーズによります)

でも、60分のクラスという限られた時間の中で、

カラダ全身をほぐして欲しいし、

やっぱり満足感も大事だし・・・

と思うので、現時点では、一つのポーズにかける時間を

ギリギリのところで泣く泣く?(笑)切り上げて行っています。

・・・ということで、今後も、変わっていくかもしれません。

もっと時間をかけるようになるかもしれませんし、

クラスの時間自体を延ばすようになるかもしれません。

いずれにせよ、より良い方向に向かいますので、

そんなこんなも含めて、これからもお楽しみに~^^

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